役目を果たした古道具

何処か光のとどかないところに確かな形としてひっそりと存在している古道具。
扉を開けると、長い間この時を待っていたかのような表情。

使い込まれた痕や、錆、擦れ。時の流れを受け止めてきた佇まい。
新しいものとは全く異なる姿。

道具としての機能を主張することをやめ、静かにその時を待つような。
目の前に置かれた古道具を見ていると、穏やか気持ちになり、時間が進むのが少し遅くなったような感覚にとらわれます。

そんな古道具を部屋にインテリアとして配置すると、その周りの空間に深みを与えることができます。
長い時間を刻んだ古道具の持つ存在感なのでしょう。

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