フレンチヴィンテージのチェックの器

フランスのアンティークやヴィンテージの焼き物には、モントローオクトゴナルプレートのようなシンプルな白い器から、
セーブル焼きのような優美な磁器、ロンウィのエナメル陶器のようなグラフィカルな焼き物など様々な器があります。
そんなフランスの焼き物の中から、今回の特集ではかわいいチェック柄のヴィンテージ食器をご紹介いたします。

フレンチヴィンテージのチェックの器は主に1900~1900年頃に生産された製品です。
今回は、ムーラン・デ・ルー窯(MOULIN des LOUPS)と、
ディゴワン&サルグミンヌ窯(Digoin et Sarreguemines)、ジボール窯(Givors)のチェックの器をご紹介いたします。

アンティークのチェック柄には、目にするだけで楽しい気持ちになりそうな明るい印象の柄から、
落ち着いた少し大人っぽい雰囲気を持つ柄まで、色合いによって様々な雰囲気があります。
チェック模様は、1枚ずつ手作業で吹き付けているため、微妙なムラや模様のズレがあり
色が重なって濃くなっている部分や、色が薄くなっている部分など、一つひとつに異なった味わいがあります。

赤、黄、緑、茶など、色とりどりのプレートを眺めると心が軽くなるような魅力があります。
不変的なイメージを持つチェック柄ですが、じわりと感じられる温もりと、
揺らぎのある質感のこれらのチェックは現代でも特別な印象に感じられます。

コーディネートする際、カジュアルやナチュラルに仕上げたい場合などその魅力が発揮されそうです。
ディスプレイのアクセントとして、スタイリングの主役にもなれそうな、そんな魅力を持つ器たちです。

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